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SWEETS
| タイに行くと決まったときから、この燕の巣は食べたいと思っていた。なかなか機会に恵まれなかったが、最終日、チャイナタウンをうろうろしているとついに見つけた。これを食べた店は燕の巣の卸の店。店ではおばちゃんが、一生懸命、燕の巣のゴミをピンセットで取り除いていた。味は果物で味付けしたような甘さが舌に残り、あくまでもデザートである。１杯２００Ｂ、レストランで食べるのとは違い格安。 |
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ウィークエンドマーケットを歩いているとかわいらしいお菓子を見つけた。ルークチュッブというもので、緑豆をココナッツミルクで餡にしたものを寒天でくるんである。味としては和菓子に近い。一つ１Ｂ（３円）。ウィークエンドマーケットは１万店ほどの店がひしめき合ったバンコク最大の市場で、食べ物の屋台も数多い。ただし、クーラーがきく食堂は１カ所しかないのでいつも外国人で満員。 |
| 夏に行ったので南国のフルーツもたくさんあった。ドリアンは切り身だと２５Ｂぐらいからあるので、ちょっと試してみたいときなどはちょうどいい。ちなみにその臭いからホテルなどでは持ち込み禁止であったり、大量のアルコールといっしょに食べると体をこわしたりと何かといわくの多い果物である。他にジュースなどでよく日本でも口にするグァバだが、皮ごと食べるとは知らなかった。 |
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とにかくバンコクは食べ物好きを満足させる街だ。タイ料理ももちろん美味しいし、華僑が多いので中華料理もまた美味しい。今回は３泊４日だったので、他の国の料理は食べなかったが、アラブ系や韓国のものもなかなかいけるらしい。いっしょに行った知人の話ではドイツ料理のすごく美味しい店があるらしい。また物価も安いので（１食１００円ぐらいから）日本では手が出ないものを食べる楽しみもある。また、人々は皆エネルギッシュで街全体に活力がある。もしまた行く機会があればもう少しゆっくりと、できれば１週間ぐらい、滞在してみたい、そんなことを思いながら帰路についた。
そして、奈良にも本格的なタイ料理の店ができないかなあと思いつつ、日本で手に入る食材を使って、タイで食べた味を再現してみようと思っている今日この頃である。 |
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