ホーチミングルメ図鑑 04
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麺・粥

ミー・ガー ラーメン
ブン・ボー・フエ ミエン・ガー
フォー・ガー チャオ・ガー
ベトナムの朝は早い。みんな5時頃から起き出して、公園でバドミントンや体操などの運動で一汗かく。その後、朝ご飯を食べて、コーヒーを飲んでから出勤。何という健康的な生活。しかし、これが私たち旅行者には幸いすることになる。日本との時差は−2時間。したがって日本の時差のまま現地で過ごすと、早く眠くなって、早く起きてしまうのだ。つまり、日本で12時に寝て、朝7時に起きるのは、ベトナムでは10時に寝て、5時に起きることになるのだ。私たちはこれ幸いと時差ボケをわざと解消せずに、毎日、朝ご飯を食べに街に出かけた。もちろん店は6時頃から開いている。

ベトナムでの朝食の代表的なものは、まずは麺。「アジアのきれいな味がする」のコピーで知られるフォーは、まさに朝ご飯にぴったりのすっきりした味。鶏のフォー・ガーと牛のフォー・ボーがあり、ライムを搾ったり、唐辛子でアクセントをつけたりして自分の好みの味に仕上げる。

フォーは米の麺だが、他に春雨を使ったミエンや小麦粉麺のミーがあってバリエーションは多い。少し変わったところでは、フエでよく食べられるブン・ボー・フエがある。トム・ヤム・クンのようなすっきりとした辛酸っぱいスープが、朝の体にしゃきっとした感覚を取り戻してくれる。

麺以外ではお粥もいい。食欲がなくても、お粥なら何となくお腹に入るものだ。これらの朝ご飯が1万ドン程度(70円程度)で食べられるのだから、早起きは三文以上の得といえる。今回のツアーではホテルの朝食が付いていたが、バイキング形式の朝食でもお粥は毎日必ず付いていた。

それはそうと、初めに書いたようにベトナムの人は朝から元気だから、朝食にステーキや焼き鳥のせご飯などを食べる人も多くて、道でこれらの肉を焼いている屋台も多かった。食べてみたい気もしたが、あっさりとしたフォーの方が口に合ったので食べなかった。


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