ホーチミングルメ図鑑 04
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椰子虫

椰子虫 con duong。椰子虫の炒め物。子どもの頃、ファーブル昆虫記を読んでいたら、甲虫(カミキリムシ)の幼虫をフライパンで炒めて食べると、バターのような濃厚な味がすると書いてあった。それ以来、ずっと、虫の幼虫を食べたいと思っていた。今回の旅行でも、これは私の心の中ではメインの行事だった。実際食べてみると、身の部分(バターのような濃厚な味がすると、かのファーブル先生が書いた所)は意外と少なくて、大きさの割にはすかすかした感じだった。その分、皮のビニールっぽい味が口に残って、期待したほどではなかった。ただ、この店は、ニンニクをよくきかせた香ばしい味で、期待をしなければおいしいともいえる。
カニのブラックビーンズ炒め カニのブラックビーンズ炒め。カニを一匹丸ごと使ってある。メニューに値段が書いてなかったので、きっと高い品だったんだろうなあ。ちなみに椰子虫もベトナムでは高級品で一匹、定食一つ分ぐらいらしく、10匹入っていたので、おそらく10万ドン、このカニも20万ドンぐらいはしたのだろう。支払いは50万ドンぐらいになった。それでも3500円ぐらいなのだが…。金持ちの日本人…。
カニのスープ sup cua。カニ肉のスープ。とろみのあるやさしい味。ところでこの店、下で紹介したミトー、メコンデルタツアーでお世話になったフックトラベルの方に,、椰子虫が食べたいという私のリクエストで教えてもらったのだが、どうも日本人観光客が来るのは珍しいらしく、興味津々の対応をされた。特に関心があったのが、日本から持って行った「食べる指さし会話帳」である。「この本はいくらか」と聞くので1500円(21万ドン)と答えたが、21000ドンの間違いではないかという。「違う」と答えると店員みんなで必死で読み始めた。食べている間中、それがずっと続いたので、帰り際、プレゼントしたら、跳び上がって喜んでいた。これを読んでいる人で、もし椰子虫を食べてみたい人は、ぜひこの店に行ってみてください。Tan Lac Vien 住所: 70 Nguyen Thai Binh, Q.1 電話: 8210330
空芯菜の炒め物 rau muong xao toi。空芯菜の炒め物はベトナムに限らず、東南アジアでは定番の味。中が空洞になっているので空芯菜。そこからくるしゃきっとした食感とニンニクの味付けはご飯にもよく合う。値段の安いのでベトナムではよく食べられる品。日本の料理本では、ほうれん草で代用すると書いてあることが多いが、さつまいものツルなどでもいけそう。


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