ホーチミングルメ図鑑 04
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屋台料理

バイン・ミー banh mi.。日本で見るガイドブックにバイン・ミーがおいしいと書いてあっても、どうせサンドイッチなんだから…。と思っていた。しかし、皮のパリッとしたフランスパンに野菜や肉が入って、ニョクマムで仕上げられた味は意外なおいしさ。この屋台は豚をあぶったものを入れていたが、店によっては鶏であったり、具も様々。もしベトナムでゆっくりできるのなら、いろいろなバインミーを食べてみたいと思った。
hot vit lon。ふ化寸前のアヒルの卵。それにしても、この店を見つけるのにはかなり苦労した。結果的にはベンタイン市場のすぐ前の海鮮屋台にあったのだが、3時以降に出されるおやつであること、屋台では卵の形でおいてあることなどから、観光客には全然わからない。ベンタイン市場で「ホビロン、ホビロン」と言っていると、めざとく見つけた片言の日本語をしゃべるおばちゃんが、この店に連れて行ってくれた。もちろんこのおばちゃん、この後、自分のコーヒー豆店に連れて行って、いろいろ売り込んだのであるが…。ちなみに味はというと、殻をあけた後、かき混ぜるので、形などは全くわからず、卵と若い鶏肉、つまり、親子丼を食べているような味である。実際うまいのでベトナムに行ったときには、ぜひ一度試してほしい。 ホビロン
so huyet nuong。上のホビロンを出す屋台のもう一品。大きな赤貝にピーナッツのくだいたものを乗せ、炭火で焼いてある。この店は、他にハマグリやアサリなどの貝類をいくつかの味付けで焼いて出す。ホビロンが3時以降のおやつというのは前述したが、夕方、私たちの隣で女子高生らしきアオザイを着た若い女性が(路上で)、ホビロンや貝焼きを食べて、卵の殻や貝殻を積み上げている様子は、ここがベトナムなのだと実感させてくれる。これも日本に帰ってから作ってみたが、ピーナッツはくるみでもOK。貝にニョクマムをかけて焼くだけ。 赤貝のピーナッツ焼き
おかずのせご飯・イカと豚の角煮 旅行も後半になると、だんだん自分がベトナムになじんでくるのがわかる。これはコムディアといって、皿飯屋さんで食べたもの。小さな店の前におかずが何種類も並んでいて、自分が好きなものを指さすとご飯の上にのせて持ってきてくれる。

もちろん食べるのは路上。客が増えるたびにいすとテーブルを出して対応する。決して衛生的とはいえないが、レストランとは違うベトナムの家庭料理が味わえるし、格段に安い。日本でもそうだが、高いから必ずうまいとは限らない、安くてうまいものはいくらでもある。

ちなみに写真は左上から、豚のニョクマム煮、イカの肉詰め、卵焼き、ゆでた鶏。なぜかオクラが必ずのっている。
おかずのせご飯・鶏と卵
cua rang me。ベトナムでもカニは高級品。この品もg売り。最終日となり、金銭感覚もベトナムに近づいていたので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで注文したのだが、その後、手持ちのドンを見てみると、帰国が近いせいで、心許ない額しか持っていない。結局は20万ドンぐらいだったので、大丈夫だったのだが、足りないかもしれないと話していた後、ビールを追加したことに妻はビクビク。でもこのカニのタマリンド炒めは、タマリンドの甘酸っぱいソースとカニの甘さがあいまって、とてもおいしかった。これが、日本円で1500円しないのだから、食べることができて良かったと、今は思っている。 カニのタマリンド炒め
kho qua xao trung。ゴーヤの卵炒め。つまりゴーヤチャンプル。味付けも日本とほとんど同じ。ただ、ベーコンなどの肉類や豆腐が入っていないので淡泊な味付け。湯がいてあるのか、苦みはほとんどない。アジアでも幅広くゴーヤが食べられるが、ベトナムも同じで、これもいわゆる日本料理ではない。 ゴーヤの卵炒め
mi xao。具がたくさん入った焼きそば。柔らかい麺とパリパリとした揚げ麺が選べるが、これはパリパリ麺。上二つと同じ、ベンタイン市場横に夕方から開かれる海鮮屋台での品。屋台と行っても、生け簀があり、魚を選んで調理してもらうこともできる。店自体は屋台だが、高級な店に十分匹敵する味であった。ちなみにここから一番近いトイレは有料で1000ドン。 野菜のフライ麺


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