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トムヤムクン
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ここのトムヤムクンはものすごく甘い。もちろん辛さもあるのだが、砂糖が目一杯入っているのである。タイの人は、それぞれ自分の好みの味があって、出てきたばかりの料理の味は比較的薄味のものが多い。そこに酢唐辛子、一味唐辛子、ナンプラー、砂糖で自分の味を決める。だから、トムヤムクンも画一的な味というものがない。食べ慣れていないせいか、この甘いトムヤムクンは私としてはあり得ない味だった。 |
| 先ほども書いたが、トムヤムクンは店によって全く味が違う。ここのはすまし風。スパイスがよくきいている。ちなみにこの店は、郊外のテーマパークに行く途中で、現地の人に連れて行ったもらった（上３品も）ので、さすがに観光客はいなかった。それでも入り口から店内までの間に海老の生け簀があったりして雰囲気はよかった。 |
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うちの嫁さんが食事のたびに注文したのはトムヤムクン。旅行の間、何度も食べたが、ここのトムヤムは辛さの中にココナッツミルクのまろやかさがあいまってなかなか美味しかった。しかし、よくよく考えてみると、家で嫁さんが作る味に似ているのだ。結局、人が美味しいと感じる背景には食べ慣れた味が何かというものがあるということか。まるでみそ汁の話みたいだ…。 |
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トムヤムタレー。最終日なので少し気分を変えてみたが、タレ−とは魚介の意味。だから、トムヤムクンにイカや貝が入っただけのことだ。パクチー（中国パセリ）がたっぷり入っている。このパクチー、カメムシの臭いがするので嫌いな人が多いが、一端はまるとないとさびしくなる。最近はいそかわ、イトーヨーカドー、近鉄百貨店などにもおくようになって手軽に買えるようになった。 |
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