ホーチミングルメ図鑑 04
HOME
麺・粥
クアン94
椰子虫
山羊鍋
タンナム・ドンズー
ミトー名物
屋台料理
ドリンク
SWEETS



クアン94

ソフトシェルのフライ cua lot chien。ソフトシェルクラブ、つまり脱皮したばかりのカニのフライ…というか天ぷら。ホーチミン最初の食事として、下調べ十分に、期待に胸をふくらませ、足の部分をひとくち食べたのだが、その味にびっくり!これは日本でもよくあるスルメの天ぷらそのもの!しかし、その後、食べた胴体は、柔らかいカニみそが口の中に広がって何ともいえず美味!ベトナムの味が日本人の口に合うということはわかっていたつもりだが、ここまで似ているとは…という思いと、柔らかいカニみその風味は、やはり日本にはないだろうという思いと…。複雑な旅のスタートになった。
カニチャーハン com chien cua。上と下2品と同じ「クアン94」という店のカニチャーハン。メニューはすべてカニ料理で、ベトナムの「かに道楽」といった趣だ。市街から少し離れているにもかかわらず、地元の人やガイドブックを見てきた観光客でいつも満員で、すぐ近くに同じ名前の店がOPENするほどだ。このチャーハンもカニの身がたっぷりでカニ好きにはたまらない一品。
カニと脳みそのスープ sup cua oc。CUAはカニ、OCは脳みそのこと。このスープにも、もちろんたっぷりとカニが入っているが、ゆでた脳みそがところどころに入っていて、味にアクセントをつける。脳みそと聞いて、嫌な顔をする人もいるが、魚の白子のような味で、クセはなく、ベトナムの人はふつうに食べる。とろみのついた卵とじのスープは疲れた胃にも、じんわりと染みわたる。
揚げ春巻き cha gio。ベトナム料理といえば「生春巻き」。しかし、以前からこの料理のおいしさがよくわからなかった。もちろん、日本で食べるのと現地で食べるのとで味が違うことは予想できるのだが、ついにこの旅行中で生春巻きを頼むことはなかった。それに対して、何度か口にしたのはこちらの、揚げ春巻き(チャーゾー)。パリッとした食感とうまみで、子どももどんどん食べた。


バンコクグルメ図鑑
台北グルメ図鑑
イラングルメ図鑑
インドグルメ図鑑
上海グルメ図鑑


BACK NEXT


inserted by FC2 system